あなたはどうして転職したい?医師が転職理由をはっきりさせる重要性

医師が転職するなら理由や目的は最初にはっきりさせるべき

転職は人生の大きな転機の一つです。転職するにはまとまった時間が掛かりますし、現職の同僚や上司、また医師自身の家族などたくさんの方を巻き込んでしまいます。そのため、中途半端な目的や気持ちで行うと後悔する可能性も。

もし転職を決意したのであればその理由や目的をはっきりさせておかないと転職そのものが失敗し、医師としてのスキルアップやキャリアアップが阻害されるだけではなく、収入低下など大きなマイナスになるかもしれません。

このページでは転職に当たって目的や理由をはっきりさせる重要性についてまとめています。

目的に沿った求人・職種探しがスムーズに

もし「勤務している医師が次々に辞めているので、私も辞める」と言う弱い動機で転職を決めてしまうと、一体どうなるでしょうか?

  • なぜ今の職場を辞めたいのか?
  • 辞めてどんな職場に転職したいのか?
  • 転職に当たって具体的な希望や条件は?

これらの質問は、医師専門の転職サイトのコンサルタントからも聞かれる内容です。「ただ何となく、同僚の医師が次々に辞めているので不安だから」と言う理由では、退職した後にどんな職場を探すのか、転職先に対する具体的な希望や条件などが全く決まりません。

コンサルタントが相談を受けた場合「転職するのはもう少し待っては如何でしょうか?」とアドバイスする可能性が高い事例になります。

もし「新薬開発に興味があり、臨床経験も10年積み英語も勉強した。是非MDに転職したい。希望する製薬会社はあるが、喜んで迎えてくれる会社があればそちらを優先して入職したい」など、転職に対する明確な希望や条件があれば、コンサルタントも転職先探しがスムーズになります。

ぼんやりとした理由やなんとなくでは転職は失敗する

最初の医師のように「同僚が次々に病院を辞めていくので、私も不安になって辞める」と言う弱い動機で転職してしまうと、一体どうなってしまうのでしょうか?

強い意思がないため転職先探しが難航してしまう可能性もありますし(どの転職先を見てもピンと来ない)、とりあえずフィーリングで転職先を決めてしまうと、転職した後で「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性があります。

転職は人生の一大イベントです。転職先の医療機関や老健施設、企業の実態や待遇、福利厚生、勤務実態、人間関係などを事前にしっかり把握しておかないと「以前の職場よりも給与が低い/人間関係が悪い/休みが少ない/激務だった」など、新たな不満を抱える原因になってしまいます。せっかく転職しても早々に「もう辞めたい」と職を投げ出してジプシードクター化してしまうかもしれません。

一度転職癖がつくと何度も転職してしまったり、そのうち転職先として受け入れてくれる医療機関や老健施設が少なくなるなどのデメリットがあります。転職は人生の一大イベント。大事なものですから、安易な気持ちで転職を決めてしまわないようにお願いします。

そもそも転職で今の問題や不満が解決しない可能性もある

「給与が安い/人間関係が悪い/当直が多い」など転職したい理由はいくつもあるでしょう。これは医師だけではなく看護師や薬剤師など医療スタッフも同じ事です。ただ「人間関係が悪い/お休みが少ない/職場環境が悪い」などの理由で転職しているとキリがありません。なぜなら高給与・好待遇・人間関係良しと完ぺきな条件の職場(求人)など殆ど無いのですから。

環境を変えるのは問題解決の手っ取り早い方法ですが、何度も出来る事ではありません。

もし許容出来る範囲であれば「自分の発想を変える」事で対応出来るものです。「給与は他の病院に比べて少ないが、医療スタッフの雰囲気が良く気持ちよく働ける」「当直の回数は多いが病院の設備は新しく文句はない。専門医としても勉強もできている」など、マイナス面だけではなくプラス面も一緒に考えると良いかもしれません。

不満が生まれるたびに転職すると、本当に叶えたい夢や希望のために転職したい時に思うようにいかなくなる可能性大。安易な転職を繰り返さない事が大切です。

転職理由をはっきりさせると今本当に転職すべきかどうかも分かる

仕事をしていると「この仕事を辞めたい」と思う瞬間は何度も来ます。転職を考えた時、まず「なぜ転職したいのか?」「現職の不満は何か?」を紙に書き出してみてください。人は内にある不安や不満を文字など言葉で表現すると気持ちが落ち着く事が多く、客観的に自分を捉える事が出来ます。

「職場を辞めたい」と思ったら1週間ほど冷却期間を置いてください。それでも辞めたいなら転職したい気持ちは本物なのかもしれません。そんな時は第三者からのアドバイスをもらう方法がお薦めです。

医師転職サイトの専任コンサルタントに、転職理由や現職への不満、転職先に望む条件や希望を伝えて意見を聞きましょう。もしかすると「今の職場でもう少しスキルを磨いた方が良い/ほかの医療機関も給与に大きな差はありません」等期待したようなアドバイスはもらえないかもしれませんが、もしハッキリとした転職理由や将来への展望があれば転職するべき時なのかもしれません。

転職理由をはっきりさせると今、本当に転職すべきかどうかがわかります。転職すべきか留まるべきか迷った時は、転職理由を紙に書き出して冷静に考えてみましょう。

 

転職しようとお考えの方でしたら、メディカルドクターになるまでの流れを把握しておくとどのように手順を進めていけば良いかわかると思います。そのような内容について執筆しました。どうぞご覧ください。